インドの砂漠で結婚式。#10
みなさん、おはこんばんにちは。
西田です。
記念すべき10回目の投稿です。
(100ならわかる。)
先日、社長が日本から持って帰ってきた、「響」の小さなウイスキーボトルをみて、
「ウイスキーがお好きでしょ」
が鳴り止まない日々です。
ちなみにウイスキーは、一滴も飲めません。
あと、これは「角」のCMです。
#10は、ちょっぴりおかしくて、言葉にできないほどワクワクして、とんでもなくおめでたいお話。
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っと。
ここまでは、この週末の前に、下書きをしていたもの。
あの時の「ウイスキー」に憧れる自分の想いも忘れたくないので、あえて消しません。笑
この週末は、砂塵を巻き上げる週末でした。
ちょっぴりおかしくて、言葉にできないほどワクワクして、とんでもなくおめでたい話に違いはありませんが。
しゅしゅとタクトさんの結婚式。
しかも、隣国パキスタンに程近い、ジャイサルメールという砂漠の僻地で。
そこに100人を超える人たちが集まりました。
前夜祭から始まり、結婚式に披露宴。
その全てを、新郎のタクトさんと新婦のしゅしゅが、自分たちで作り上げたもの。
ケーキ入刀ではなく、ナンの嚙りあい。
未成年の主張ではなく、新郎新婦の宣言。
会場の移動は、全て砂漠の中をジープで駆け回り、
夜には、満天の星空の下で、J-POPを聴き、そのまま砂漠で寝る。
そんな贅沢な時間。
なんかこう、いつもならこねくり回してふさわしい言葉を並べたがる自分だけど、
この2人の結婚式での2日間は、怒涛というか、でもどこか心地いい風が吹いている秋口のような、そんな感覚を、自分の中に残していった気がします。(必死)
言い訳のつもりではないんですが、あの結婚式の後、なんか思考が追いつかなくなって、考える手を止めてしまって、気づいたらもう金曜日。
先週のこの日の夕方に寝台列車に乗り込んだのが、まだつい昨日のことのように思えます。
ホントの意味での"余韻"とは、このことなのかなと。
北島康介が、「何もいえねぇ」って言った意味、わかる気がします。
(ただの参列者)
そう思えたのも、「この結婚式だったから」だと思っています。
いわゆる一般的な結婚式は、
「幸せの絶頂」「花嫁が人生で最も綺麗な一日」
と言われるし、それは紛れもない事実。
けど、100人を超える人たちが、このジャイサルメールに辿りつくまでに、
遅延上等の寝台列車に18時間揺られ、
デリー〜ジャイサルメール間の航空券は高騰し、
さらには、台風で飛行機が飛ばない中で、この地に集まったこと。
当然、日本からやって来る人もいるし、なかにはヨーロッパから、タイから、世界一周の最後としてやって来る人もいた。
その人たちが、徐々に、同じ目的をもって、同じ場所に、確実に集まってくる感覚。
それはまぎれもなく、「旅」だったと。
結婚式を言い訳に旅に出た人たちとの、まだ、ここにない、出会い。
(渋滞してます)
決して、毎月の限られたお給料を蝕む、多い時には月二回のイベントではなかったし、
参列者でもなく、ひとりひとりが、1人の「旅人」だったと思います。
大事なことを忘れていました。
「しゅしゅとタクトさんって、だれ?」
間違いないです。大変失礼いたしました。
これが、ライターズハイというものでしょうか。
こういう記事って、結婚式に行く前に書くものですよね、これから行こうか迷ってる人たちに向けて。
知ってます。笑
けど、西田はその先の先を見てます。
この記事を見た誰かが、"第二のふたり"になることを祈って。笑
しゅしゅ、タクトさん。
結婚おめでとうございます。
末永くお幸せに。
そして、この結婚式で出会った方々、また世界のどこかで。
※みなさんのお写真、勝手に使わせていただきました。ご了承くださいませ。笑