なぜ「10秒で海」に飛び込もうとするのか。#05
みなさん、おはこんばんにちは。
西田です。
現在、インドより南東に位置する「スリランカ」という南の島国にいます。
インドから命からがら抜け出したその地は、人も、気候も、食も申し分ない、休暇にはこれほどまでに魅力的な場所はないんじゃないかと思っています。
と、思っていました。
ここまではインドにいる際に、簡単に下書きをしていました。
スリランカに行った多くの人が、「スリランカはとてもよかった」と話すのを聞いていたからです。
現在滞在中のスリランカでのお話は、また先にとっておくとして、#05では、
「なぜ西田は、”10秒で海”に飛び込もうとするのか」
この他人からしたらどうでもよく、かつ不可思議な事象に対し、突然ではありますが、自分なりに屁理屈を並べたててみようかと思います。
どこかで、この自分でもよくわからない行為を理由付けしたいと思っていたので、この機会にお付き合いくださいませ。
▼そもそも「10秒で海」とは?
「10秒で海」、そのままです。笑
名前自体になんのヒネりもないし、
「ただ眠りから目を覚まし、10秒で海に飛び込む」
というだけの動画を、Instagramに投稿しています。
では、ウェイ系にもなれなかった、DQN系でもない西田が、なぜこのコンテンツ?(コンテンツと呼ぶほどのものではない)を、ささやかながら始めるに至ったか。
時はさかのぼること、2年前の夏。(この言い回しが大好きで仕方ない)
鹿児島県・奄美大島で、島おこしを目的として、島での仕事を経験しながら、2週間を過ごしていました。
そこでの生活が、日常を生きる東京とは、全く異なるものだったのは、今でも鮮明に覚えています、当たり前だけれど。
目と鼻の先に広がる、真っ青で透き通った海。
毎日仕事終わりに、Tシャツのまま海に飛び込んでいました。
ある日、仕事へ寝坊しかけたのを覚えています。
二度寝、いや三度寝です。
もともと「趣味 : 人間観察、特技 : 無限睡眠」の西田からしたら、これが日常ではあったのですが、その時ふと、思いつきました。
「起きてそのまま海に飛び込んだら、人は絶対に目を覚ます」
これが、「10秒で海」の全てです、はい。笑
朝が天敵の西田が、その時出したベストな答えです。
自然に囲まれながら生活し、自然に目を覚ます、ということです。
今後それを可能にするには、
「海沿いの家」あるいは「プール付きの家」
このどちらかに住むことに限定されるとは思いますが、
兎にも角にも、朝が弱い人間にとっては、これ以上の方法はないというのが、現時点での西田の持論でございます。
これ以上の理由付けが、やはり見当たらないというのが、本音ではあります。
正直者ですから。
▼「DIVE」するために、「DIVE」する
たった2週間の島生活から始まり、旅の虜になり、異国の地でインターンをし、学校に通い、仕事をし、休暇として、ここスリランカでゆっくりとした時間を過ごしている。
目と鼻の先に海があり、小腹が空いたら、木から落ちたフルーツをいただく。
特に何かをするわけでもなく、誰かとの束の間の会話を楽しむ。
少しの心の落ち着きを感じる瞬間がある。
ただの思いつきで、というよりも若気の至りで始めた「10秒で海」。
実は自分の理想と、近からず遠からずなのかもしれないと思ったり。
点というよりは線になってるのかもしれないと思ったり。
一方で、それを求めるほど、現実を生きたのか、と現実が囁いてきたり。
柄にもないことを書いていて、気恥ずかしいです。
「にしだ〜らしくないぞ〜」と誰かに言われているような気がします。
ただ、この今はいつかその理想を実現するための今なのかな、っていうだけの話です。
必要以上に感傷に浸るのは、旅先のあるあるかもしれません。
けど自分にとっては、こういう瞬間もたまらく大事にしたい時間です。
PS
今まで、老け顔として生きてきて、ある程度「老け顔プライド」なるものを築き上げてきた西田ですが、インドにて、「ヒゲ剃ったらベビーフェイスだよ」と言われ、それを引きずっている今日この頃です。